IT経営×マーケティング
公開日:
:
IT経営 , マーケティング IT経営、クラウド、
今、基幹システムの改修を進めています。
基幹システムというのは、ほんと作ったら終わりというものではなくて、
ずっとバージョンアップを繰り返すものですね。
コストかかりますね・・・
計画~設計図~システム開発と3年近くかけて
2012年にようやく出来上がったクラウド型のグランドオリジナル基幹システムでしたが、
運用半年で大幅に改修を加えました。
それから毎年毎年、一定の予算をつぎ込んで改修を重ねてきました。
もちろんその度に更に進化したものにバージョンアップされています。
スマホのアプリのように
リリースして終わりではなく、常に改善とバージョンアップを繰り返すわけです。
よく考えると何でもそうなんですよね。
新事業も完璧になるまで待ってリリースすると
もう時代は変わってる。
まずリリースして、そこからマーケットに合わせて調整を繰り返す方がいい。
で、システムの話に戻りますが、
今回もかなり大きな機能の追加になってます。
見込み客が顧客になっていくまでのプロセス。
そして初回の購入からリピート顧客になり
継続顧客となり
さらにファンになってもらうまでのプロセスを
体系化し、アクションプランを設定
それはタスクカレンダーに自動表示され
担当者はそのタスクをこなしていく。
拘りたいのは
最近流行のマーケティングのオートメーション化ではなく、
あくまでもアラート機能までであり
行動はコンピューターでなはく「人」が行うというところ。
よくあるCRMソフトでは
見込み客の管理はできても顧客の管理はできない。
顧客の購買履歴などは基幹システム側にあるから当然です。
仮に出来たとしても、
基幹システム内にある顧客情報(いつ何を購入したか?最後の発注から何ヶ月経過してるか?・・・など)
は、基幹システムからCRMソフトにその都度インポートしなければならないし、
システムの連携にもかなりの費用が発生してしまう。
なので、本来であれば基幹システムに顧客関係管理機能が付いているのが望ましいと思うわけです。
そうなると、
本来の基幹システムの役割である
生産性の向上や情報の共有、さらに経営数字の見える化など、
会社経営の「守り」の機能に加えて
マーケティング機能を持つ攻めの機能を持つわけですから
もう最強ですね。
しかしまだまだ道のりは長いな~
関連記事
-
五感・・・イイ事を聞いた。
今日は、ある建築会社の社長様と話をしました。 目で見て「いいね」と感じる建
-
web会議アプリ「zoom」を使ってみた。
zoomというweb会議アプリをご存知だろうか? ひとことで言うとスカイプ
-
「プロダクト・ソリューション展」無事に終了しました。
7月10日・11日に下関海峡メッセで開催された 「第一回プロダクト・ソリューション展」が無事に
-
久しぶりにIT経営について.
今だから言えるんだけど、社内基幹システムの危機的状況があって
-
新規獲得1社あたりにかかるコストを把握できているか?
昨日ニュースを見てたら 面白い事件をやってた。 クレームおばさんの話
-
販促EXPOに行ってきました。
年々規模が大きくなってきてますね。 同じようなサービスをしている会社が いくつかあっ
-
ダイレクトレスポンス広告の力。
GO!GO!不動産の総合カタログ『住まいの販促技』が そろそろ無くなってしまいそうなので、
-
DRMセミナーに参加してきました。
先日東京でダイレクト出版主催の ダン・ケネディ「ロケットスタート1dayセミナー」に参加してき
-
効果が出にくくなった「展示会」
台風が近づいてきてますが、 明日から東京に出張です。 11日に帰る予定ですが 戻っ
- PREV
- 平和な日曜日。
- NEXT
- デジタルプリント壁紙 『Arms』色合わせ中。