ターニングポイント。
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思う事。 不動産看板, 募集看板, 現場シート、養生幕、建築養生シート、イメージシート, 管理看板
ターニングポイントって人生でたくさん訪れると思うんだけど、
私自身の事を振り返ってみても
あそこがターニングポイントだったなと思うところはいくつかある。
仕事においても最近よく思うことがあって
例えば、東京に進出した時の事。
浜松町に事務所を借りてスタートをした翌月に
リーマンショックが起きた。
周囲は広告とか販促とか・・・そんな状況ではなく
倒産・撤退の話ばかり。
自分達にとっては最悪なスタートで半年間はもがき苦しんだし
思い出したくないぐらい精神的な苦しみが続いたんだけど、
周りからは1番最悪な時に東京出たねとよく言われたが、
自分はポジティブなんで
間にあって良かったと思い続けた。
事務所開設が1ヶ月遅れてたら
リーマンショックで間違いなく東京進出はしていなかったと思う。
今。もしあの時東京に出ていなかったらと思うとゾッとする事がある。
うちの会社も生き残れていなかったかもしれないし。
ターニングポイントだった。
後にならないとわからない。
それからもうひとつ
数年前に営業先を不動産・住宅関連にお客様を絞り込んだこと。
リーマンショックの落ち込みから立ち直り、
順調にいきだした時に東日本大震災が起きた。
受注予定のイベント等は軒並みストップがかかった。
この時、まさに印刷業の無力さを感じた時だった。
食品会社は被災地へ缶詰など様々な食料品を無償で配っていた。
アパレル会社は着るものを配布するなど
物販の会社は自分達の商品で被災地で必要なものを
配っていた。
我々印刷会社には何ができるのか?よく考えたけど思いつかない。
素材に印刷・加工する事が我々の得意な仕事。
これはこれで重要な役割なのだけど、
生きるか死ぬか
今日食べるものがない、住むところがない、着るものがないという状況のなかでは
必要なかった。
結局生きる為に絶対必要なことはよく言う「居」「食」「住」なんだとあらためて思った。
これは必要だから絶対になくならない。
窮地に追い込まれたときに一番に削られる広告・印刷とは違う。
しかしわれわれは「居」「色」「住」の業界ではない。
まったく畑違いだし。
ならば、この業界のどれかにとことん携わって行こうと決めた。
その中だと明らかに「住」だった。
今。
不動産会社、工務店・リフォーム会社など「住」のお客様が増え、
我々にご注文くださったお客様から
お礼の手紙が届いたり、遠方からわざわざ訪問して頂いたりする事があって、
そんな時にいつも感じることは
「住」業界にこだわってきてほんとに良かった・・・という事。
まさかこんなにたくさんのお客様と繋がりを持てるなんて思っていなかった。
今考えると、印刷業界としての方向性を見失った事で「住」業界に進んだこと
これがターニングポイントだった・・・
と、思える時がきっと来る気がしてならない。。。
不動産・住宅関連業界の商売繁盛をとことん応援していきたい。
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